台湾語学留学中のアルバイトは時間の無駄だと、多くの日本人留学生を見て思った話

こんにちは、まちゃです!

このブログを見ている方の中には、これから台湾留学に行く予定の方もいると思います。

中には、留学中に台湾でアルバイトをしようと考えている方もいるのではないでしょうか?

今回は1年半台北の中国文化大学華語中心に通い、教務課のインターンとしても働いていた私が台湾語学留学中のアルバイトについてお話しします。!

記事の中ほどでは、中国語がそこまで話せない日本人向けの台湾でのアルバイトの見つけ方もご紹介しています。

ぜひ最後までご覧くださいね。

もくじ

①台湾語学留学中のアルバイトは(ほぼ)違法です。

初めに大切なことを言っておくと…

学生ビザで台湾に滞在している方のアルバイトは違法です。

ちなみに日本人は90日間なら、ビザなしで台湾に滞在できます。

中国文化大学の語学センターの1学期は約3か月なので、ビザなしで滞在して1学期が終わったら台湾から出国、次学期の開始前に台湾に帰国して、再度1学期90日間滞在という方法も可能です。

しかし…

ビザなしで台湾に滞在している方のアルバイトも違法です。

と、いうわけで台湾に語学留学している方はほぼ100%アルバイトは違法となります。

「ほぼ」と書いたのは、1年間台湾で語学留学を継続した方は申請をすれば1週間に最大20時間までの労働許可申請が可能だからです。

違法なバイトが見つかれば、当然学校にも知られて退学になってしまいます。

退学になった時点で、語学学校の入学証明書を以て発行された学生ビザも無効になってしまいます。

抜け道としては、退学処分を受けた後にすぐに他の語学学校で入学手続きをして学生ビザの再取得をするという方法があります。

バイトが見つかったのとは状況が違いますが、授業日数が足りなくて退学処分になった日本人が、この方法でビザ失効→帰国から逃れたのを中国文化大学の教員室でインターンをしていた際に見たことがあります。

ただ、誰も留学中にそんな経験をすることは望んでいないと思います。

しっかりと中国語を学んで、その先でやりたいことが有ると思います。

となれば、台湾に語学留学をした目的の達成留学中にアルバイトをした思い出と僅かなお金を比べてどちらを取るかは言うまでもないと思います。

もし、あなたが学生ビザの留学生ではなく、ワーキングホリデーや国際結婚の移住者でビザの問題がないのであれば、こちらの記事で日本人が台湾で最速でアルバイトを見つけられる方法をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

②中国文化大学に語学留学をしている時に日本人から聞いた、アルバイトをする理由

ですが、台北は日本語しか話せない留学生でもアルバイト先を見つけやすい都市であり、実際にアルバイトをしている留学生がいるのも事実です。

「台北ジャピオン」とか「台北掲示板」を見れば、まぁまぁアルバイトの募集は見つかります。

私が語学留学中に聞いたアルバイトをしている理由として、ほぼ全ての人が以下の様な内容を言っていました。

  • 学んだ中国語を実践で活用できる
  • 留学しながらお金を稼げる

正直うーん、と思って聞いていました。

学んだ中国語をバイト中に使うと言っても、初級中級程度の語学力って台湾人の幼稚園児以下のレベルです。

そんな語学力の外国人を、中国語をバリバリ使うポジションで雇うかなぁと。

せいぜい中国語を使うのは、バイトの時間の本当に限られた時間だけで、使う言葉も簡単な内容だけでしょう。

1日3時間バイトしたとしても、せいぜい15分も中国語喋ってないんじゃないかなぁと思います。

仮に1日3時間のバイトを週3で入ったとして、週9時間*4週で月36時間。
1学期は3か月なので、36時間*3=108時間。

断言します。

108時間使って、教科書読み込むか台湾のテレビでも見ていた方が遥かに中国語は上達します。

そして2番目のお金について。

林森北路という飲み屋街で頻繁に募集されているキャバ嬢みたいな夜の仕事を除けば、台北で中国語が話せない日本人が選べるバイトでは時給200元もいかない仕事がほとんどです。

放課後に1日3時間*週3回計算で、1か月4週間働いたとして36時間*200元=7,200元。

日本円で3万円もいかない金額です。

3か月で9万円稼がないと次の学期の学費が払えないとか、家賃が払えないというならアレですが…。

その時間がっつり中国語勉強して語学身につけて、留学終了後に習得した中国語活かして給料のいい仕事に就いて稼ぎ返した方が良いんじゃないかなぁと思います。

中途半端にバイトして、中国語の学習も中途半端、正直授業にもついて来れていない。

そんな人たちを、この目で何人か見てきました。

そんな無意味な行為を、法律違反で退学のリスク背負ってまでやる価値はありますか

「留学中に海外でアルバイトもしていた私」という事実が欲しい人はやればいいんじゃないの?と思います。

それが、留学という人生で何度もない機会の中の貴重な経験になるのも正直否定はしません。

どうしても留学中にアルバイトをしてみたい場合、台北であればどこかしらのデパートで毎月の様に開催している日本物産展で数日限りの売り子とか、知り合った台湾人に週一で日本語の家庭教師をするくらいでじゅうぶんだと思います。

※正規の就労許可がない状態でするアルバイトは違法ですからね。やっちゃダメですよ!絶対にダメですよ!

また、交友関係が広がるからとか言っている人もいましたけど、そういう人に限ってクラスメイトと絡もうとしてなかったりするのが不思議。

どうしても人恋しくなったなら、ネットでいくらでも台北在住の日本人コミュニティが見つかりますよ。

まとめ

語学留学中のバイトは貴重な留学時間のムダとまでは言わないけど正直微妙、そもそも違法

既に語学留学後のビジョンが見えていて、その為に台湾滞在中に台湾のあの分野で働いておきたい、あの企業の人達と繋がりを作っておきたい。

とか、先々を見据えた上での行動なら全然オッケーだと思います。そういう人は、バイトしながらでも語学学習に手を抜かないでしょう。

ただ、それでも違法である事には変わりはないので、正式に労働許可を発行してもらって働くことを強くおすすめします!

ビザに問題がないのであれば、こちらの記事を読んで効率よくアルバイト探しをみてはいかがでしょうか。

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