明治の粉ミルク-日本版と台湾版の違いについて

こんにちは、台北で0歳児の子育て真っ最中のまちゃです。

我が家では、母乳と粉ミルクの両方を赤ちゃんにあげています。

育てて初めてわかったのですが、粉ミルクの消費量って半端ないですよね。まとめ買いしても、気が付くと残り少なくなっています。

本当は日本製の粉ミルクを使いたいけど、やはり海外で子育てをしていると現地で手に入る物を使わざるを得ない状況も出てきます。

そんな時、やっぱり気になるのは安全性。

自分が食べる物は割と適当だけど、子供が食べる物だと過剰なくらい心配になっちゃいますよね。

日本に頻繁に帰国をしているなら都度まとめ買いという手もあります。

ですが、それができない場合は詳しくない欧米製の商品よりも日本メーカーが台湾で発売している製品を買いたい、という人も多いのではないでしょうか?

今回は子育ての定番「明治の粉ミルク」について、日本で売られている商品と台湾で売られている商品の比較をしてみました!

※2019年2月 台湾明治Webサイトの記載について追記しました。

もくじ

明治の粉ミルク、日本製品と台湾製品の違いを完全比較

商品デザイン

左が日本で発売されている「ほほえみ」、右が台湾で発売されている製品です。

台湾製品の熊のMは明治のMかと思いますが、日本製品のウサギのRは一体…。

ちなみに日本製は800gですが、台湾製は850gと少し大きいサイズです。

見た目が微妙に違いますが、どちらもか0歳から1歳までを対象にした商品です。

余談になりますが、カタカナで「コナミルク」って書かれると、何かハワイっぽいですよね!

成分表

気になる成分表を見てみましょう。まずは日本版から。

続いて、台湾版の成分表。

写真だとわかりにくいので、表にしてみました。

日本版成分表示100gあたり台湾版成分表示100gあたり
エネルギー506kcalエネルギー506kcal
たんぱく質11.1gたんぱく質11.1g
脂質26.1g脂質26.1g
コレステロール74mgコレステロール74μg
炭水化物57.7g炭水化物57.7g
食塩相当量0.36gナトリウム140mg=食塩相当量0.36g
ナイアシン3.0mgナイアシン3.0mg
パントテン酸4.3mgパントテン酸4.3mg
ビオチン12μgビオチン12μg
ビタミンA390μgビタミンA390μg
ビタミンB10.4mgビタミンB1400μg
ビタミンB20.6mgビタミンB2600μg
ビタミンB60.3mgビタミンB6300μg
ビタミンB122.0μgビタミンB122.0μg
ビタミンC70mgビタミンC70mg
ビタミンD6.5μgビタミンD6.5μg
ビタミンE6.2mgビタミンE6.2mg
ビタミンK25μgビタミンK25μg
葉酸100μg葉酸100μg
亜鉛3.0mg亜鉛3.0mg
カリウム490mgカリウム490mg
カルシウム380mgカルシウム380mg
セレン10.4μgセレン10.4μg
6.0mg6.0mg
0.32mg320μg
マグネシウム40mgマグネシウム40mg
リン210mgリン210mg
α-ラクトアルブミン1.0gα-ラクトアルブミン1.0g
β-ラクトグロブリン0.5-1.0gβ-ラクトグロブリン0.8g
DHA100mgDHA100mg
リノール酸3.6gリノール酸3.6g
α-リノレン酸0.43gα-リノレン酸430mg
イノシトール90mgイノシトール90mg
β-カロチン70μgβ-カロチン70μg
塩素310mg塩素310mg
カルニチン10mgカルニチン10mg
タウリン28mgタウリン28mg
ヌクレオチド14mgヌクレオチド14mg
灰分2.3g灰分2.3g
水分2.8%水分2.8%
ラクトアドへリン20-50mgラクトアドへリン25mg
アラキドン酸67mgARA=アラキドン酸100mg
リン脂質250mgレシチン=リン脂質260mg
フラクトオリゴ糖2.0g
飽和脂肪酸10.0g
54.0g
コリン60mg
マンガン30μg
ヨウ素70μg
セレン10.4μg
食物繊維2.0mg

こうしてみると、結構違いがありますね。

各国の食生活に合わせて、不足しがちな栄養分が補われているんでしょうか。

台湾版も優秀ですね。台湾明治のWEBサイトを見ると、台湾の法律に合わせて調整していると書かれています。

日本版、台湾版どちらも現在は日本の埼玉の工場で製造されていると書かれています。

何となくですが、安心ですね(笑)

台湾版の明治粉ミルクの購入方法

台湾版の明治の粉ミルクは大き目の薬局なら大体売っていますが、ネットショップで買う方が安く手に入ります。

大体1缶500-700元の間でした。

日本製が1缶2200-2500円位ですから、同じくらいか少し安く手に入れられることになりますね!

ただ、台湾のネットショップで明治の粉ミルクの取り扱いが少ないんですよね…「QUAKER」とか欧米製のばっかり。

ショップ探す手間も考えたら、大手の薬局で買うのがいいかもしれません。

もし帰国の際に日本製をまとめ買いするなら、やはりネットショップが便利です。

送り先を滞在ホテルに指定すればホテルで受け取りも可能です。

台湾明治のWebサイト上の0-1歳児向け粉ミルクの表示について

ブログを読んでくださった台湾在住の方から、明治の粉ミルクは台湾のどこで買えるのかというお問い合わせをいただきました。

確か明治の公式サイトに案内があったなーと思って、サイトを見てみると…

ない。

1-3歳児向けの、いわゆる日本で言う「ステップ」相当の商品はあるけど、0-1歳児向けの「ほほえみ」にあたる商品(この記事で紹介した商品)がなくなってるー!

確かここにあったはず、という場所に不自然にクマちゃんが座っています…。

気になったので、台湾明治に質問してみました。

台湾明治への質問

  • 0-1歳児向けの粉ミルクは販売していないのか
  • 以前掲載されていた「金選明治嬰兒奶粉(ほほえみ)」は販売終了したのか

台湾明治から、即日回答が届きました。

台湾明治からの回答

親愛的媽媽您好:
非常感謝您對於明治奶粉的支持及愛護。
關於媽媽詢問嬰兒奶粉的問題,主要受限台灣政府法規行銷規範限制,所以官網無1歲以下產品資訊露出。有關產品購買~您可透過下方連結參考或選擇您方便的明治特約店家詢問及購買使用

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謝謝您的來信!

要約すると
「台湾政府の規制で1歳以下向けの商品を公式サイトに掲載出来ません。もし商品を買う場合は、下の公式オンラインショップか契約薬局で買ってくださいね!」

だそうです。
製造(輸入?)はOK!販売もOK!、でも公式サイトに情報を掲載してはいけません。て、どういう状況なんでしょう??

とりあえず、2019年2月現在の状況として明治の公式サイトに情報はないけど、ちゃんと台湾でも0-1歳児向けの粉ミルクは販売されています。

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