台湾中国文化大学への語学留学で準備しておくと便利な7つの持ち物-生活編

台湾留学生活で必須の道具5選

これから台湾に留学をするみなさんに、おススメしたい台湾留学生活必須アイテムをご紹介します。

私自身は台北の中国文化大学にグループクラスで1年3か月通い、その後は留学中に知り合った友達と二人だけで少人数クラスを3か月と、延べ1年6か月通いました。在学中は教職員事務所でインターンとして学校運営の手伝いや在学生の相談を受けたり、日本から来た修学旅行の高校生向けの中国語授業で通訳をしたりしていました。現在は台湾の現地法人に就職をして、台湾在住は4年程になります。

台湾で一通りの季節を経験した経験から、これが有ると絶対に便利と感じた物ばかりです。
ここでは、台湾で生活をする上で便利な物をご紹介します。

文化大学での中国語学習で便利な物はコチラをご覧ください。

もくじ

台湾の語学留学生活を便利にする5つの道具

その1:スマホ

台湾留学にスマホは必須です。

スマホくらい持っているに決まっているだろっ!という突っ込みが聞こえてきそうですが、どんなに短い留学生活でもスマホが有ると無いとでは生活の利便性が段違いです。

友達や家族との連絡、海外での街歩きにかかせないGoogleMAP、日中辞書代わり、台湾では便利なバスの運行状況確認、外務省の海外安全情報の確認まで必須といっていい程です。

入手方法は2種類。

1.日本からSIMフリーのスマホを持ってきて、台湾で「中華電信」や「台湾大哥大」等の台湾の通信会社と契約してSIMを差し替える。

2.スマホ本体も台湾で購入し、台湾の携帯会社と契約する。

おススメは1ですが、2でも問題はないです。台湾で購入すると説明書は中国語や英語のみですが、本体の表示言語は日本語が選べる機種がほとんどです。

台湾では、数千円で安い中古の本体も入手が可能です。

「台湾に中国語が話せる知り合いがいないのに、携帯を契約したりスマホを買うなんて無理…」

という心配をしている人もいるかと思います。

言葉が通じず、やたら高いプランを契約させられたらどうしよう。よくわからない海外の機種で、超古い機種とか不良品掴まされたらどうしよう。

比較的良心的なお店が多い台湾ですが、上記の様な点が心配な人はいると思います。また、そもそも短期留学の場合は長期の契約をする必要がない場合もあると思います。

そんな時は、第3の選択肢が有ります。

3.台湾で使えるプリペイドSIMを使う

スマホがSIMフリーであること前提ですが、プリペイドのSIMを購入する方法があります。
日本にいる間に台湾で使えるプリペイドSIMを購入すれば、言葉の問題もなくスマホの通信環境が整えられます。

プリペイドSIMは数日~30日まで利用可能期間別に沢山の種類がありますが、利用データ量無制限で留学期間に合った期間のSIMを買っておけばOKです。

スマホがSIMフリーじゃなく、かつ台湾で自分ひとりでスマホを買う自信もない…という方には最後の手段があります。

4.Wi-Fiのみで使う

スマホのモバイルデータ通信をOFFにして、無線LANの通信のみで利用する方法です。中国文化大学等の学校の構内には、学生向けのWi-Fiが完備されています。

台湾で部屋を借りる時に無線LANルータが有る部屋を借りれば、家と学校という2大生活拠点でネットには困りません。
※留学先の大学の構内にWi-Fiが有るかは、ご自身でご確認ください。

また、台湾のカフェやレストランは、無料のWi-Fiを提供していることがほとんどです。

よくある繋がりはするけど遅くて使い物にならない共用Wi-Fiとは違い、速度も問題ありません。

不便なことに変わりはありませんが、台湾到着後しばらくの期間をしのぐだけであれば悪くない選択肢だと思います。

ただし、たまに観光ガイドなどで台湾は無料Wi-Fiが充実しています!みたいな記事を見ることがありますが、交通機関などが提供している無料Wi-Fiは基本繋がりにくくて速度も遅く使い物にならないと思ってください。

ですので、どこかに出かけるときに街の中で無料のWi-FiにつないでGoogleMapを見る…と言った使い方は無理と考えてください。

実際は、これ以外にもレンタルWi-Fiルータを使うといった方法もありますが、費用が高いため中長期の滞在になる留学生活には不向きなため今回は割愛しました。

その2:虫対策グッズ

南国台湾は、暑い期間が長く11月頃でも普通に蚊を見かけます。また、ゴキブリも非常に多く出没します。

知り合いの日本人の女性はゴキが出るのがイヤなので、全く自炊をせず家の中での食事自体も最小限にしているくらいです。
台湾でもホームセンターやドラッグストアで殺虫剤の類は売っていますが、総じて日本製の方が強力です。

オススメの一つ目は、こちら。

台湾で蚊対策と言えば、電流が流れるラケットです。これで蚊を退治した時の破裂音は確かに爽快なのですが、効率が悪すぎます。

このスプレーは部屋の壁に付着することで、壁や天井にとまった蚊を勝手に退治してくれます。私も実際に使っていますが、壁沿いの床で蚊が昇天しているのを結構見かけるので効果アリです。

一吹きで12時間持つ上に、200日分なので一度買えば次の帰国タイミングまで余裕で持つのもいいですね。
これは、本当にオススメで絶対に買ってから台湾に行くべきです。

続いて二つ目の虫対策グッズはこちら。

ゴキブリを瞬間的に凍結させて、動きを封じます。その間に煮るなり焼くなり捨てるなりしましょう。
これは殺虫成分が入っていないので、ペットや人体への影響もなく使用後に部屋がベタついてりもしません。

もし、それらが気にならない人ならこちらもオススメです。

上で紹介した製品は凍結させるだけなので、時間が経てば復活のGとなる可能性があります。

こちらは殺虫剤ですので、その心配はありません。威力も抜群で、少しでもかかれば一瞬で動きが鈍くなります。
殺虫剤の中では、一番のオススメです。

台湾で暮らすなら、絶対に虫対策は必要です。
必ず準備してから台湾に渡る様にしてくださいね。

その3:軽量スーツケース

起伏の多い台北では軽量のスーツケースがおススメです。

既にスーツケースが有るなら、改めて買う必要はありません。
しかし、これから購入予定であれば軽量なスーツケースが断然おすすめです。

理由は、台北の街並みにあります。
歩道が車道よりも一、二段(場所によっては三段くらい)高くなっている場所が多い台北では、区画の終わりごとに上り下りが必要なエリアも有ります。

在台日系人なら誰もが一度はお世話になったことがある、日本台湾交流協会台北事務所の最寄り駅、南京復興駅から無印良品やニトリがあるデパートまでの道なんて、道路の設計者を恨みたくなるほど段差だらけ。スーツケースを持っての上り下りは本当にしんどいです。

そんな訳で、台湾に来るなら断然軽量のスーツケースが便利です。
台湾在住4年の私が使っているおススメのスーツケースは、ドイツのRIMOWA社が出しているポリカーボネートボディのサルサエアーです。

RIMOWAといえばアルミニウムボディですが、こちらは正直値段が高いです。
間違いなく頑丈さは上ですが、留学で使うスーツケースに過剰な頑丈さは不要です。
これから学費や台湾での住居費もかかるので、普段は使わないスーツケースに高いお金を使う必要はありません。
それよりも台湾での使い勝手を考えたら、軽量なポリカーボネイトのサルサエアーシリーズの方が間違いなくおすすめです。

初めにも書きましたが、家にスーツケースが有るなら改めて買い直す必要は全然ないです。日本から台湾に来る時と、日本に帰る時、後は学期の合間に旅行に行く時くらいしか使わないですからね。

その4:折り畳み傘

台湾の急な雨に備えて折り畳み傘は常備しましょう。

南国の台湾ではスコール、というと大げさですが急に雨が降り出すことがあります。
ですので、大切な教科書やノートがびしょ濡れにならないように、カバンには折り畳み傘を常備しておきましょう。

ちなみに台北駅の地下街には傘専門店が何件かあり、色々なデザインの傘が安い値段で売っています。
台北で傘を買いたい場合は、一度覗いてみてください。

その5:水筒

台湾人は皆マイ水筒を持ち歩いています。

日本人でオフィスや学校に水筒を持ってくる人は少ないですが、台湾では多くの人が水筒を持ち歩いています。

気候区分が亜熱帯に属する台北は夏の時期が長いです。3月4月頃から30度を超える日が続き、日差しもかなり強いです。
熱中症にならないために、外出時の水分補給は必須。

駅やデパート等でも、マイ水筒を持ち歩いている人用に冷水、温水、熱湯が出る「飲水機」が常備されていることが多いです。

台湾にもタイガーや象印、サーモスと言った有名処のお店はデパートに有りますが日本よりも割高なので必ず日本で買っておきましょう。

水筒のおススメですが、スリムな真空断熱のタイプが良いです。街中で中身の補給はできるので、重い荷物になる大きなサイズの水筒は不要です。

おススメはサーモスの真空断熱タイプで、ワンタッチで開けられるデザインの水筒です。
移動中のフタの開け閉めが楽で、フタを落としてしまう心配もありません。

その6:リュック(バックパック)

台湾では両手が開くバッグがおススメです。

台湾で留学生活を送るなら、両手が空く背負えるタイプのカバンをおススメします。
理由の一つが雨の多さです。

折り畳み傘の項でも書きましたが、台湾では急に雨が降り出すこともあります。傘をさす事が多い台湾では、片手が塞がるタイプのバッグよりリュックタイプが便利です。

ちなみに、台湾の天気予報は当てになりません。
台湾人の中には、台湾の天気予報よりも日本の気象庁の発表や米軍の発表で台風の進路を知ろうとする人もいるくらいです。

もう一つの理由が教科書の重さです。
毎日毎日、週刊少年ジャンプくらいの大きさの教科書と宿題用の冊子、人によっては辞書なども持ち歩くことになります。
台湾の暑さの中、これを毎日続けるのは意外と馬鹿にならないしんどさです。

重量を分散できる背負えるタイプのバッグの方が、身体への負担が少なくおすすめです。

両サイドにポケットが付いているタイプで、片側に水筒やペットボトル、反対側に折り畳み傘を収納。ここまでやると完全に台湾スタイルですね(笑)

おススメがリュックタイプと書きましたが、おススメしないバッグもあります。
それは、閉められないタイプのトートバッグです。

比較的治安の良い台湾ですが、台湾人の知り合いがバスに乗っている時にトートバッグから財布を盗まれています。龍山寺や士林夜市などの混雑する観光地も、スリが出ると言われています。

ファスナー等で閉められない構造のバッグで貴重品を持ち歩くのはやめましょう。

台湾留学生活で必須の道具5選

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