今回は、台湾の中国文化大学で中国語の語学留学をする際に準備をしておくと学習がスムーズになる持ち物をご紹介します。
台北の語学留学と言えば師範大学や台湾大学が有名ですが、他大学とは少し変わっている中国文化大学での語学留学で役立つ情報です。
台湾への留学を検討している方向けに、台湾生活で有ると便利な持ち物も以前の記事でご紹介しています。
中国文化大学での中国語学習を便利にする5つの道具
その1.スマホ(LINE)
生活編を先に見た方は、またスマホかっ!とお思いかと思います。
はい、スマホです。
文化大学ではクラスが始まるとクラスのLINEグループを作る先生が多いです。
遅刻や欠席の連絡もこれ一つで済むのでとっても便利ですし、自然とクラスメイトのLINEも交換できます。
語学学習では学んだ内容を実際に使う、「実践」が非常に重要です。その為には、練習相手になってくれるクラスメイトはとても大切です。
お互い母国語が違う外国人のクラスメイトとは、必然的に覚えたばかりの中国語で会話をすることになります。
私も放課後にクラスメイトとご飯を食べに行き、お互い下手な中国語で会話を楽しんでました。
という訳で、クラスメイトと仲良くなる第一歩になるスマホとLINEは必ず用意しておきましょう!
その2.PowerPoint
Microsoft OfficeのPowerPoint、いわゆるパワポです。文化大学では、教師が必ずパワポを使って授業を進めます。
これは教師採用の際の条件にもなっているので、その条件が変わらない限りは100%間違いなく使います。
文化大学の小ネタですが、中級クラス以上になると教職員事務所でインターンとして働くことができます。
もちろん就労ビザを持っているわけではないので給料はでませんが、一定時間以上務めると次学期の授業料が割引になる仕組みです。
私もやっていましたが、覚えた中国語を実践する貴重な機会にもなるので時間が有る方は是非挑戦してみてください。
そして、インターンは教員採用の模擬授業の生徒役に呼ばれることもあります。
採用条件や評価項目も見せてもらったので、パワポが必須という情報も知りました。この採用試験、採用担当の人達は応募者に少しでも問題が有るとガンガン落としてます(笑)
台湾人が台湾で中国語教師になるのも、なかなか狭き門みたいです。
このパワポによる授業、教師が教科書を読んで黒板に書くだけという形式に比べて、ビジュアル面での記憶が残るので学習面では非常に助かるのですが、中間テストでは生徒自身がパワポでスライドを作って中国語で簡単なスピーチをする課題もあります。
ですので、正確には台湾に持っていく持ち物ではなくスキルと言った方が良いのですが、パワポの簡単な使い方は覚えておくと良いです。
ソフトウェアの使い方に時間を取られて、中間テストの準備時間が削られるなんて馬鹿馬鹿しいですからね。
ちなみにパソコンは学校の図書室にofficeインストール済みのパソコンがあります。
ですので、わざわざ自分のパソコンにOfficeをインストールする必要はありません。
その3.辞書
スマホで調べれば、いくらでも翻訳サイトや辞書サイトが出て来る時代ですね。
しかし、それでも1冊は日中辞書を持っておくことをおススメします。
数万円もする高級な電子辞書は必要ありません、小型~中型の紙の辞書で十分です。
街中で見かけた気になる文字を調べる等であれば、すぐに取り出して調べられるスマホの手軽さは最強です。
しかし、勉強中は可能な限りスマホではなく紙の辞書を使う事を心掛けてください。
目に飛び込んでくる情報量が違います。
些細な差かもしれませんが、毎日使っていると何回か目に入ったという理由で自然と覚えてしまう単語もありますよ。
あとはなんと言っても勉強中に手の届く距離にスマホがあると、絶対いじっちゃいますからね。
集中して勉強すると決めた時間は、スマホを手の届かない距離において辞書を頼りに学習をするのも悪くないと思います。
ただ、紙の辞書は結構かさばるので、初級レベルの学習者が海外に持っていくなら6,000円超えする様な分厚い辞書は不要です。
おすすめは、カバンに入れても邪魔にならないクラウンの小型辞書です。
小型とは言え、初中級レベルの授業で習った単語の意味を調べる、暇なときにパラパラ見るくらいの用途にはこれでじゅうぶんです!
その4.フリクション以外のペン
これは私の失敗ですが、長らく社会人をしてから学生に戻ったので忘れていたんですよ。
学生がどれだけ字を書くか…。
社会人時代に便利なのでフリクションのボールペンを多用していて、そのまま文化大学入学後の授業や中国語学習でも使っていました。
当然、あっという間にインクが切れて替え芯を買いに台北の文房具屋に行く羽目になりました。
これから留学する方は、シャープペンや普通のボールペンの用意を忘れずに!
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